投資尺度 investment criteria 2004 11 18

 昨年の12月に、以下のようなことを書きました(下記を参照)。
これは、新興市場の「ある銘柄」の板情報です。
あれから、何も改善されていないと思いました。
 知人は、東証一部の銘柄も似たようなものだと言っていました。
新日鉄やメガバンクはともかく、東証一部の銘柄で、
あまり有名でない銘柄は、新興市場の銘柄並みに「板」が少ないと言っていました。
 これでは、デイトレーダーはともかく、
一般の投資家は、恐くて、手が出せません。
なぜならば、少し、まとまった「買い」で、株価は急上昇し、
少し、まとまった「売り」で、株価は急降下します。
さらに、株価を操作しやすくなります。
 これからの投資尺度として、浮動株が少ない銘柄、
つまり「買い板」も「売り板」も少ない銘柄は、「投資対象としない」とすべきです。
(もちろん、新興市場の銘柄は例外とすべきです)

「昨日、ある銘柄の板情報を見ていたら、こんなことがありました。
この企業は、今期の業績がよく、来期の業績もよいと予想される企業ですが、
いまいち、地味です。
 板情報によると、
505円に売りが1件。
503円に売りが1件。
500円に売りが1件。
498円に買いが1件。
495円に買いが1件。
493円に買いが1件。
以上、6件の売り買いの予定だった。
 これでは、家族で、株式投資ゲームをしているようなものである。
おじいさんが、505円で売り。
おばあさんが、503円で売り。
お母さんが、500円で売り。
お父さんが、498円で買い。
お姉さんが、495円で買い。
僕が、493円で買い。
 株式投資の初心者には、わかりやすいが、
しかし、何とか、ならないものか。
市場関係者及び経営者は、創意工夫をすべきです。」



































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